党再生へ。決意を新たに。
謹啓 平成二十七年初春を迎えるにあたり、今日までの党員各位の党勢拡大へのご協力に心からの感謝を申し上げる次第です。
先の衆議院選挙におかれましては、皆さまより涅かいご支援を頂き、心より感謝とお礼を申し上げます。しかし、昨年末に行われた衆議院選挙において、次世代の党に対する強い期待を感じた一方で、そのご期待に沿う結果を残すことができなかったこと、誠に申し訳なく存じております。
本年は終戦より七〇年という大きな節目の年を迎えます。今こそ占頷下体制の呪縛から脱却し、日本人の手で日本の領土、国益、名誉、国民の安全と安心を守り抜くことが出来る次世代への責任を果たすときです。
次世代の党は今後も、3つの基本理念を掲げて着実に進んで参ります。
第一に、『自立』。人間一人ひとり、地方も自立しなければなりません。そして、何より国家が自立しなければならないという信念のもと、国の安全と平和は、自分達の手で守っていくことが出来る国づくりへ、努力してまいります。
第二に、『新保守』。長い歴史と伝統、文乞を有するこの日本は、保守の思想でなければ、保つことができません。百二十五代、塵綿として続く皇室の存在は、世界のどこにも存在しない、先人たちが守ってきた大きな財産です。保守を基調として、皇室を大切にしながら、日本を守る新保守主義に立脚してまいります。
第三に、『次世代』。次の世代にこの日本を引き継いでゆくために、これから生まれてくる子供や孫に対し責任を持って、責務を果たしてまいります。
3つの基本理念を輔に、国民の皆さまの期待に応える政党として、次世代の党は歩み続けます。
誇りある日本の再建のために、次世代の党が果たすべき使命があります。わが党にしかできない役割があります。使命をまっとうするため、今後とも全力を可くして参りますので、引き続き党員各位の格別のご理解とご指導・ご鞭握を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。